
「この生命、誰のもの」という劇団四季の演劇をみてからかれこれ1週間が過ぎた。
テーマは「尊厳ある死」
それだけじゃない、もっと沢山のテーマがいっぱい詰まった舞台だった。
生きるうえで人間が行いうる選択の自由や権利について、また、生と死、医療や法の倫理。
深くもあり、難しくもあり、そして身近でもあり。
パートナーと一緒に観劇できて良かった。
帰り道、色々語った。
人の死が身近にある仕事のパートナーの考え方や生活態度が沢山聞けたことが何より嬉しかった。
これを見るまで私は、「尊厳ある死」について有りだと強く思っていた。
人には「死ぬ自由」があると。
だから、自分も選んでいいんだと。
しかし、今はちょっと違う。
どんな状態になっても、もしパートナーが望んでくれるなら、ただ呼吸する人になっても、呼吸しているだけで安心してくれるなら、生きていたいと思った。
迷惑じゃないなら、返事できないけど語りかけてくれるなら、存在していたいと思った。
人に下の世話をしてもらうなんて絶対イヤ!!って思ってたのにな。
「君のお人形にしておくれ」(笑)
難しいのは、その状態になったときには自分の意思表示ができないことだね。
この主人公のように会話が可能ならいいな。
意思表示ができない時のために「リビングウィル」も大事だね。
たぶん、元気な今と、死を目の前にした時とは思考が違うよ。
だけど、今、話合っておく事は大切で。
「尊厳ある死」以外にも、「精神疾患」だと勝手に決め付けられ
あげく無理やり注射でおとなしくさせるシーンにも感情が大きく搖れた。
そもそも誰のための薬なのか?!
薬を使って思考を停止させることが必要なのかな。
私が幼い頃、ひきつけを起こしたり、夜中に大声出してた時
母はビックリしたのか、困ったのか、精神科に連れて行った。
その時のことを思い出した。
たぶん、薬は服用していないと思うけど(今度聞いてみよう)
精神科で催眠かけられ(かかったふりをしたつもり)
いっぱいコード着けられて脳波計り、なんだか不思議でヘンな感じの体験だった。
「ことこちゃんは頭がおかしい」ってよく言われてたな。
たぶん、今でもそう思ってるんだろうな(笑)今は違う意味でね。
思い返せばヒステリックだった母のストレスでしかないのにね。
そして、俳優さんや演出さんが素晴らしかったよ。
さすが、劇団四季だ!!
もっと色々な作品に触れたいな。
*スクール卒業生の感想をUPしました。
http://www.02.246.ne.jp/~mary/koe.html
参加いただいたみんなの声、とても嬉しい☆
2月開催予定の土日クラスは延期になりましたよ。
日程詳細決まったらまたお知らせします。
フェイシャル夜部、満席でワイワイ始まりました。
次回、ご紹介します。