あの、じっとしていられないまり子が。。。。。
妹一家と生活中のマリちゃん。
仕事で昼は誰もいないので、私が食事を運ぶことに。
普段、なにもしてあげてないのでそれくらいはお安い御用。
昨日、今日とお昼を届けた。
帰り道、私の中で何かがガラガラと崩れ、涙が止まらなくなった。
まり子は強い女だ。
心も身体も強く、鉄の女だ。
半端ない根性もある。
感情豊かで日本人とは思えない。
お洒落で大女優のようだ。
子供のようにピュアなところもある。
貪欲で、ただじゃ転ばない。
そんなまり子が、怪我をした。
お弁当を届るまでは、昨日も今日も「身体拭いてあげよう」「話相手になりましょう」って思っていたのに
いざ前にすると、帰りたくて仕方ない自分がいた。
アタシ、優しくないなぁ・・・・などと自己嫌悪。
どうしても優しくできない。
優しくするどころか、イライラする。
怒りを感じ、その奥にある感情に気付いた。
「老い」を見たくないんだ。
まり子が老いるなんて考えられない。
いつもお洒落なまり子が、パジャマ姿で弱々しく、瞳が濁って、お婆ちゃんみたいに・・・・・
なんだろう・・・この悲しみ。
悲しい感じ。
切ない感じ。
もう少し、時間かけよう。。。。
もっと、優しくないりたいなぁ。。。。